学生さんから届いた、『子ども食堂へ参加した感想』をお届けします。

今回、初めて子ども食堂に参加させていただいた。このほっぺ食堂では、保健師や看護師、栄養士など専門的知識と技術を身につけた専門家(プロボノ)が運営を行っている。栄養の考えられた色とりどりの豊富な料理、終始笑顔と笑い声の絶えない人々。訪れる全ての人に「おかえり」と言っているような空気感。私たち学生も初めて参加して初対面であるはずなのに、その雰囲気に包まれた瞬間からなんだか守られているような昔からここにいるような温かい気持ちになった

ここには様々な子供たちや親子が訪れる。しかし、スタッフはみんなに同じように笑いかけ、ときには冗談を言い合い、時には母親のように注意したりする。みんなが同じように、自分は大切に思われていると感じられるような関わり方だと思った。また、スタッフの方々や子供たちのパワーを全身で浴びて、私たちの方が元気と笑顔もお裾分けしていただいた。今後も元気をもらいに子ども食堂への参加を積極的に行っていきたい。

空気や雰囲気そのものを創り出していくことも看護である、と彼女の感想を読んでいて感じるところでした。

自分のコトバで発してくれたことに、ありがとう!いろいろなことを肌で感じて来てくださいね。

また報告待ってます!

このように、ボランティアを含めた学校内外での活動を通して、新たに学生と出会える気持ちになります。発見の連続ですね^^

そういえば、あるとき、とある学生が「何になるか決める手がかりを得る意味でも、子ども食堂などのボランティアに参加していきたい。ぜひ、今後も企画があれば教えてほしい」と声をかけてきてくれました。その学生は、将来的には、不登校や引きこもりがちな子どもたちへの支援に携わっていける働き方や生き方をしていきたいと模索しているようです。その学生をみていて、ふと思ったのですが、“看護のどの職種に就くか”を狭義に考える以上に、予め自らの可能性を早々に決めずとも、自分なりに動く中で、社会との接点を通していずれ色々な選択肢が浮かび上がってくるだろうから、それをぜひ待ってみてもよいのかもしれない、という期待に包まれるのでした。もしかすると、新しい形になるかもしれないな、と。

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さて、今年は保健学科20周年企画の一環として「保健学科でおはら祭に出よう」という企画を準備中です。

こちらは学生から提供してもらった、去年のおはら祭りでの1枚📸

 

毎年、保健学科と医学科の学生とで参加している枠を間借りして(笑)、“学生・教職員・卒業生”の枠を超えてみんなで参加できるイベントがあれば良いなとの思いを込めたものです。近日、ご案内させていただけるように準備を進めていけたらと思っています。

学務課の職員さんから「朝ヨガをしていたら、おはら祭に出ることを思いつきました」とメールをいただいたのが、始まり(笑)朝ヨガすばらしい🌱

保健学科が新しくつながり合える場になっていく一助になればとの願いを込めて。また書きます😊