「小さな雑誌」を意味するリトルプレス。写真をシンプルに貼りつけたてみたり、コラージュしたり、好きな(印象に残る)言葉を並べたり…。手紙のようにつづる、小さな本づくりをしています。
手順としては、(1)何について書くか(=テーマ)を決める、(2)「構成(内容・設計)を決める」、(3)作品化するの3ステップです。切り口はいくらでもあります。“地域”について、“わたし”について、“誰か”について、“楽しくなること”についてetc。要素(素材)を集めていくなかで見えてくることもあります。
大切にしていることは<自分が楽しむこと><小さく、簡単につくること>。当たり前だと思ってきたことを立ち止まって考えてみるきっかけとしても活用できるこのツールをつかって、まずは『わたしが地域と出会うとき』をテーマにしたリトルプレスをつくってみました。
「はじめてみた人にも、よく分かるようにつくられた本」もあれば「表題のない本」「結末のない本」などなど、学生の伸びやかさや個性がよく出ている作品ばかりです。“まとめることが全てではない”ということを、学生はしなやかに教えてくれます。